LEAP DAY登壇~「この世界に優しいイノベーションを」
LEAP DAY2022、初日のキックオフセッションに登壇しました!
「人材育成」と「ソーシャルインパクト」の2つを軸に、沖縄・那覇にて二日間にわたり開催されているLEAP DAY。
https://www.2022.leapday.jp/
初日の今日は、奥田浩美さんとのトークセッションに登壇しました。
(奥田浩美さん https://www.okudahiromi.com/profile)
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今年のLEAP DAYのテーマは、「この世界に〇〇を」です。
「セッションの最後に、〇〇に入る言葉をフロアの皆さんに伝えてほしい」という主催者側からのオーダーを頂きました。
奥田さんからのメッセージは「この世界に希望を」。
私からのメッセージは、「この世界に優しいイノベーションを」でした。
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ではなぜ「優しいイノベーション」というメッセージが出てきたのか?
セッションの中核を成したのは、「ローカルな現場で、イノベーションを生み出し続けるために必要なことは何か?」というテーマでした。
考えた結果、出てきたキーワードは
- ホールネス(全体性)
- 相互信頼
- 対話
の3つだったんです。
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自分自身の感情や、共に働く仲間の気持ち、あるいは尊厳を放置して無理やり生み出すイノベーションって、サステナブルでないと思うのです。
きっとどこかで行き詰ってしまう気がします。
共にチャレンジする仲間や、応援してくれる協力者、そして何より自分自身と対話しながら、ひとつずつ現実を積み上げていく。
その時に自分の中にある感情をないがしろにしない。
対話を通じて、他者との間、そして何より自分自身に対する深い信頼を築き続ける。
そのことが結果として、小さくとも途切れることのないイノベーションを招き入れるのではないか。
そして地域の持続可能性を高めていくのではないのかな、と。
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誰かの犠牲に成り立つものではなく。
誰かの足を踏んづけながら、無理矢理成長するものでもない。
そんな優しいイノベーションで満たされた世界を夢見たいな、そしてローカルな現場で、それがひとつずつ現実になるように、一歩でも足を進めたいなと、セッションで話しながら考えたのでした。
そしてですね。今日もう一つ思ったのですが。
沖縄という場所は、その可能性に満ちている場所のような気がします。
LEAP DAYや琉球FROGSという場&機会が、すでに15年も続いていることが、その何よりの証左なんじゃないかな、と。
丁寧に紡いできた関係性がエネルギーの源となって、この先もどんどん、加速度的に花が開いていくのでしょう。
きっと世界もそちらにシフトをしていくだろうから、その時には完全に、沖縄はフロントランナーですね。
(これは今回の滞在中、この場を慈しみ育ててきた比屋根さんと話していて、強く思ったことでもあります。)
LEAP DAY2日目の明日は、琉球FROGS生のプレゼンを伺い、コメンテーターを務めました。
こちらもたくさんの若い方々のエネルギーに触れて、とてもわくわくする場になりました^^
大好きな沖縄にお邪魔できた幸せを実感した滞在でした!