【登壇しました】休眠預金・POギャザリング2024
休眠預金の指定活用団体を担うJANPIA(日本民間公益活動連携機構)さん主催のクローズドイベント「POギャザリング」に登壇しました!
クローズドとはいえ、合計150名を超える参加者が集まった今日の会議。
有り難いことに、そんな大事な1日の、締めくくりとなるクロージングセッションに登壇させて頂きました。
セッションをご一緒したのは、
・内閣府 休眠預金等活用担当室の福田室長
・社会変革推進財団の青柳 光昌さん
・株式会社ESCCAの山内 亮太さん
と私の計4名です。
セッションでは、私自身は以前執筆した総合評価をベースに、コメントを行いました。
そして資金分配団体、そしてこの先プログラムオフィサーにどんな役割や成長を期待するか、それぞれの視点からディスカッションを行いました。
私がお伝えしたかったことをひと言で言えば、「みんなで進化しましょう!」ということです。
休眠預金活用事業は、事業改善や評価、振り返り、発信や対話の費用もある程度はカバーすることが出来るという特性を持ちます。
だからこそ、その特性を活かし、資金分配団体・実行団体が共に、自ら生み出した価値を語る場や機会をもっともっと創出出来たらいいな、と。
言語化のプロセスはつまり、「やったこと」を「学んだこと」に昇華するプロセスだと思います。
そこには「考える」というアクションが含まれます。
その「考える」過程で、人や組織、コミュニティは必要な進化を遂げるものではないのかな?と。
考えることは常に知的な体力を必要とするものですが。
でもしんどくても考える。
逃げずに考えるからこそ、見えてくるものがあるのではないかな、と思うのです。
私が休眠預金の総合評価で行ったことは、
・やったことを振り返り、学びに変える
・そのプロセスを、私1人がやるのではなく、集合的に行う
ということでした。
(ただし、闇雲な対話は実りが少ないので、視点やフレームはこちらがしっかり考え、場に<あるいは資料に>提示します。
なのでもちろん、そこでは「問い」そのもの、こちらの「思考」そのものが試されます。
もちろん、集合的な思考の結果をひとつのストーリーとして紡ぎ直し、論理的に整合が取れるよう組み上げるのもこちらの仕事です。だから「みんなで作ったもの」でもあり、私が責任を負うべきもの」でもあると思っています。)
そうやって考えを深め、省みること。
そして「何が価値だったのか?」を紡ぎ出すこと。
休眠預金における資金分配団体のPOには、それをPCの前で一人でやっておしまいにするのではなくて、
・深い思考を言葉にし、紙に落とす
・他者と共有して、取り組みを前に進めること
こそが、求められているのではないのかな?と。
そんなことを思いながら過ごしたクロージングセッション。
自分にとっても改めて、考えること、書くこと、共有することの意義を体感する時間になりました。
久々の方にもお会い出来て、とても嬉しかった午後でした。
会場でお声がけ下さった皆さま、ありがとうございました!