【出演しました】ダイバーシティニュース「社会」／2024年11月25日放送回
年末、ということで、忙しさのあまりUP出来ていなかったあれこれを。
一つ目は11月に出演した「ダイバーシティニュース」。
インターネット配信番組と、FM放送が融合した情報番組です。
この日は後半のゲストとして「NPO法人 第三の家族」の奥村春香さんに来ていただきました。
「第三の家族」は、「居場所がない」と感じる10代・20代の若者が、「自分らしい居場所」をみつけられるように、さまざまなサポートを行っている団体です。
第三の家族
https://daisan-kazoku.com
どんな家庭環境にあっても、どこかに居場所が見つけられるように、テクノロジーの力も使いながらユニークな活動を進められています。
番組前半では、いつものように、ゲストコメンテーターとして５つのニュースをピックアップしました。
この日取り上げたのは、以下の５つ。
■１：大きく羽ばたく大学とベンチャーのタッグ。公立大学の出資で地域経済にイノベーションを
・公立大学法人を対象とする、スタートアップ支援のためのファンドへの出資解禁のニュース。
・一部の国立大学法人（指定国立大学法人）に対して2017年から認められていたファンドやVCへの出資を、公立大学にも認めたもの、です。
■２：災害NPO、事前登録制度スタートへ
災害ボランティアとして活動するNPOなどを事前に登録する制度を2025年にも創設するという方針が伝えられたもの。
都道府県をまたぐ広域災害も含め、混乱に陥りやすい災害発生直後でも、速やかに支援活動が始められるよう体制を整える狙いがある、とされています。
■３：欧州メディアによるSNS離脱加速の動き
ガーディアン（イギリス）を始め、スウェーデンやスペインの主要日刊紙でも旧Twitterからの離脱が相次いでいる状況をとりあげたもの。
対立の構図の先鋭化など、欧州における分断加速と、直前にあった日本の選挙でのSNSに関連してコメント
■４：困窮世帯の子どもに対する意識調査、絶望の連鎖が明らかに
公益財団法人あすのばによる調査結果を取り上げたもの。
給付金受給者6千人を対象とする調査結果から、困窮世帯の子どもほど、「関係性の貧困」、「機会の貧困」、「支援の障壁」が存在するとしてコメント
■５：子どもの声を聴くことでQOLが向上
国立成育医療センターの研究結果を取り上げたもの。
逆境下にある子どもが「意見を聞かれること」でQOLが向上すること、またそれが「養育者」と「教員」の双方であることで、より効果が高まることが示された。
上記５つのニュース解説の後、第三の家族・奥村さんにゲスト出演を頂きまして。
第三の家族では、（過度に）「寄り添わない支援」を掲げていらっしゃるのですが、そのキーサービスとなる
・gedokun（悩みを励ましあうWebプラットフォーム）
・nigeruno（社会資源を紹介し、支える仕組み）
を中心に、どんな取り組みを行っているのかをお話し頂きました。
第三の家族が育むのは、いわば「健全なアンダーグラウンドコミュニティ」だと言います。
あたたかすぎない、寄り添い過ぎないコミュニティ。
なぜならば、あたたかく、寄り添うサービスは世の中にたくさん生まれ始めているから。
でもそこにはつながらない・つながれない子どもたち・若者たちもいるから。
だから、そのギャップを埋める存在として、第三の家族はあるのだな、とお話ししていて感じました。
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ちなみに第三の家族さん、その後NHK教育のこんな番組にも出演されたとか。
ハートネットＴＶ ♯家しんどい～家族の悩み ゆったり語ろう～
12/24(火) 午後8:00-午後8:29
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2024122414809
＜番組サイトから＞
「家にいるとしんどい、逃げたい…」と悩んでいるのに、「生んでくれた親だし」「自分が家族を壊してしまうかも」「これが当たり前」「自分が悪いだけ」と自分の気持ちに蓋をしてしまう若者たち。番組では、家族イベントが増える年末年始を前に、ハートネットＴＶのＷＥＢサイトに寄せられた「家にいるとつらい」という１０～２０代の声や体験談をとことん紹介しながら、気持ちをみんなで共有し合います。
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前半で自分が取り上げたニュースとも相まって、「格差」や「しんどさ」が顕在化しやすい年末に向かって、「第三の家族」さんの活動を伺うことができて、とても良い時間でした。
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ダイバーシティニュースのリンクはこちらから。
番組は、YouTubeのアーカイブからご覧いただくことができます。
ダイバーシティニュース「社会」
2024年11月25日(月)放送回
https://www.youtube.com/watch?v=jxxz5hfEUU0
前半で自分が取り上げたニュースとも相まって、自分の中でも深く、思考が深まる機会になりました。
何より時期的にも、「格差」や「しんどさ」が顕在化しやすい年末に向かって、「第三の家族」さんの活動を伺うことができて、とても良い時間でした。
ということで、番組キャスターとして進行をオーガナイズしてくださった丸山裕理さん、奥村春香さんと一緒にパチリ。
最後の写真は、麹町のスタジオ前・グロービス東京校の前にて。
番組を終えてほっと一息、イルミネーションもピカピカと綺麗でした！
ご一緒してくださった、奥村さん、丸山さん、放送を支えて下さるスタッフの皆さん、番組を聞いて下さったリスナーの皆さん、ありがとうございました！
