【編集アドバイザーになりました】(スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー・ジャパン)
2003年に誕生して以来、世界で高い評価を受け続けている「スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(Stanford Social Innovation Review)」
スタンフォード大学で創刊され、社会の新しいビジョンの実現に向けて実践する人たちが学び集う雑誌として、世界で愛されているマガジンです。
そんなSSIRが生み出すグローバルなナレッジを、日本にも届けようと、「日本版」である「Stanford Social Innovation Review Japan(SSIR-J)」が創刊されたのが2021年。
しかし惜しまれながらも一時、休刊のお知らせがアナウンスされるに至っていました。
私もSSIR,そしてSSIR-Jを愛読する一読者として、休刊のお知らせを寂しく思っていたのですが。
この春、大学院大学「至善館」を母体に、体制を変え、再始動へ、という一報を聞き、大変嬉しく思っていました。
さらにですね、新体制のSSIR-Jの「編集アドバイザー」への就任の打診を頂きまして。
新たなスタートを応援すべく、嬉しいお誘いをお引き受けすることに致しました!
写真は大学院大学「至善館」にて開催された、2ndステージでのキックオフの様子です。
当日は、編集長の鵜尾 雅隆さんからの発表と共に、副編集長に就任されたSadakazu Ikawa井川さんのコーディネートのもと、同じく編集アドバイザーに就任された山元 圭太さんや、Nao Sudoさん、ほかにも小沼 大地さんやRisa Kogureさんら皆さんを含む形で、パネルトークも開催されました^^
3枚目の写真は、英治出版の高野 達成代表からのお祝いの言葉の様子です。
SSIR-Jは、これまで冊子版の発行元引受けを、英治出版が担ってきた経緯があります。
今回の編集アドバイザーの就任は、英治出版の社外取締役としての役割と、直接は関係しない出来事ではありますが。
SSIRおよびSSIR-Jのファンとしても、英治出版の社外取締役としても、2ndステージへのキックオフは、とても嬉しい出来事でした。
(私自身は、2024年6月から、英治出版の社外取締役を務めています。)
加えて英治出版で、今回のSSIR-J 2ndステージへの飛躍を後押しする観点から、冊子版の読書会に紐づけた特別企画を企画していることも公表されました!
2ndステージのキックオフの場にお邪魔し、何より素敵だな、と思ったことは、1stステージでの知見と経験を大切にしながら、次への模索に踏み出そう、という空気に満ち溢れていたことでした。
そしてその場に同席し、その空気を感じられたことは、自分にとってもとても幸せなことでした。
SSIR-Jは
・グローバルな知見を、日本の読者が触れやすい形で提供する
・日本で生み出されている経験を知に変え、世界に届ける
ということはもちろんとして、
・「アーティクルを読む」という個人的な時間や体験を、他者と共有し、学び合う機会をつくり出す
・その過程を通じて、誰かの背中を押したり、エンパワメントする
という役割を果たしてきたと思います。
その役割や意義を大切にしつつ、さらに広がりのあるコミュニティ形成や知見共有・交換の場として、2ndステージは歩みを始めようとしています。
私自身も、愛読者の1人として、そしてSSIRやSSIR-Jに沢山学ばせて頂いている者の1人として、これからの成長を、微力ながらサポートできればと思っています。
SSIR-Jにこれまで関わってきた皆さま、これから関わる皆さま、ファンの皆さまはもちろん。
まだ見ぬ未来の担い手の皆さまもぜひご一緒に。
社会全体にとって、より良きコミュニティ形成に向け、共に歩みを進めて参りましょう!