英治出版の社外取締役に就任しました!
■英治出版の社外取締役に
“Publishing for Change”を掲げる出版社、「英治出版」の社外取締役に就任しました!
2024年2月に、創業者である原田英治さんからの事業承継と、面白法人カヤック率いる面白法人グループへの参画が公表された英治出版。
昨日、株主総会が開催され、原田英治さんから、編集長として出版事業を牽引してきた高野達成さんに、代表が引き継がれました。
そしてわたくし自身も、英治出版の社外取締役にお声がけ頂きまして。
昨日の決議を経て、社外取締役の就任に至った次第です。
■英治出版とは?
皆さまの中には、英治出版の本のファンの方もたくさんいらっしゃると思います。
- イシューからはじめよ
- ティール組織
- U理論
- 学習する組織
- 解像度を上げる
などなど、お手元にお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
私自身の友人・知人の皆さんの中にも、
- 既に英治出版から刊行された書籍の著者の皆さん
- 発行アライアンス先の皆さん
- オフィスの上階のEIJI PRESS LabやB1階のBaseでつながる方々
が数多くいらっしゃいます。
英治出版は、ビジネスや経営・事業開発、社会課題解決やソーシャルイノベーション、個人の思考や行動変容などにアプローチする書籍を多く出している、とてもユニークな出版社です。
昨日の株主総会でも、
「本をつくることを通じて、著者の未来を応援する」
「書籍を通じて、人や組織、社会に変化を生み出す」
といった考え方が繰り返し語られていました。
人・組織・社会に良い変化を起こすこと。
アイデアや知見をパブリックに、「みんなのものにする」こと。
それが英治出版の担う出版の意味だと位置づけられています。
■カヤックグループへの参入で採られたユニークな仕組み
面白法人グループへの参画にあたっては、ユニークな仕組みも導入されました。
- 発行済株式数の約99.9%をカヤックが取得する
- これに対して、1株を黄金株として英治出版の全社員で構成する社団に残す仕組みを採る
というものです。
参加型経営を志向してきた英治出版だからこその仕組み、でもあると思います。
この辺り、詳しくはリンク先をどうぞ。
- Business Insiderでの記事:https://www.businessinsider.jp/post-283202
- 面白法人カヤックのプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000708.000014685.html
- 英治出版×カヤック「組織の結婚式」の様子:https://note.com/eijipress/n/n8055220c4811
■節目となった株主総会&事業報告会
そんな英治出版の、節目となった昨日の株主総会&事業報告会。
写真でちょっと、ご紹介です。
まずは新たな代表取締役になった高野さんと。
高野さんとは長いお付き合いでして。
本を愛し、同僚や社員を大切に思う彼ならきっと、英治出版のphilosophyを大切にしながら、新たな変革を導いてくれると思います。
高野さん、代表就任、おめでとうございます!
続いての写真は新旧代表取締役が進行する株主総会&事業報告会の様子です。
スライドには英治出版のパーパス
「Publishing for Change ~“みんなのものにする”ことを通して人・組織・社会の未来づくりを応援する」
の文字が。
ちなみにこのスライドの背景にあるタンポポの綿毛の写真は、私が遠い昔、今回新たに代表取締役になった高野さんから最初に贈っていただいた本の装丁に使われていたものです。
もちろん偶然の一致なのだと思いますが、とても懐かしく、そして嬉しく思い出しました。
こちらは今回退任された、創業者・初代代表取締役の原田英治さん特注の乾杯用ビール。
ラベルには英治出版の”Belief”である「仲間とつくる現実は、自分の理想を超えていく」の文字が刻まれています。写真には写っていませんが、裏側には社員や関係者の皆さまのお名前が…!
最後の写真は、サプライズゲストの安宅さん、入山さん。
英治出版の書籍の著者でもあるお二人が、原田さんの退任のお祝いに駆けつけて下さった様子です。で、自撮りする安宅さん・原田さん・入山さんをパシャっと撮ってみました。
■就任にあたって思っていること
英治出版のPhilosophyは、「誰かの夢を応援すると、自分の夢が前進する」だと言います。
私自身は、ソーシャルセクターやフィランソロピーという領域で、誰かのチャレンジを応援することや、それを支える仕組みをつくることをテーマとしてきました。
そうやって積み重ねてきた一つひとつを、出版社というひとつの枠組みにどう活かせるか、そして「書籍」や「出版」という枠組みをはみ出しながらチャレンジを続けてきた英治出版のこれからにどう活かせるか、考えていきたいです。
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英治出版という、たくさんの方に愛される出版社の新しい歩みをご一緒できることを喜びつつ。
「書籍」の持つ普遍的な価値を大切にしながら、どんな新しいチャレンジが出来るか、経営陣の皆さん、社員の皆さんと一緒に、トライしていきたいと思います。
英治出版のファンの皆さま、そして英治出版の出版物を愛する皆さま、どうぞお力添え下さいませ!