【出演しました】ダイバーシティニュース/6月19日(月)21時~放送
Lucky FM・茨城放送で放送されている、「ダイバーシティニュース」。
平日の21時~、1時間の番組です。
昨日はコメンテーターとして、番組に出演しました。
ということで、昨日の放送は、麹町のスタジオからお届けしました。
※そのあたりの背景はこちらから
「斜陽の「地方ラジオ」を買収したMBA学長の勝算茨城発「日本の新しい地方創生モデル」を目指す」https://toyokeizai.net/articles/-/436263
番組の前半は、5つのニュースをピックアップして、自分なりの視点からニュースを深堀りする、という形式でした。
ディレクターの方に「概ね2週間~1か月くらいの間のニュースで」とご依頼頂きまして。
今回私が取り上げた話題は、次の5つです。
- 「付き添い入院」の過酷さが露に。家族の共倒れを防ぐ対策が急務
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非正規職員に支えられている図書館業務。ベテランが雇い止めされるケースも
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「女性版・骨太の方針」決定。2030年までに女性役員比率を30%以上に
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増え続ける空き家に課税強化。有効利用を促進する制度も
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「産後ケア」の利用要件撤廃へ。誰もが使いやすい環境を
ニュースの解説は、自分の視点を入れつつ行う形式です。
その意味では、自分の関心領域や、持てる知識と向き合う時間でもあり、準備の時間も含めてとても刺激的でした。
特に1つ目のニュースは、NPO法人キープママ・スマイリングさんが行った独自の調査ということもあり、改めて「社会課題を調査の力で明らかにする」ことの大切さを考えさせられる時間でした。
番組の後半ではインパクトスタートアップ協会・事務局長の市川 衛さんにゲストにお越し頂きました。(番組後半は、放送開始の後、29分ごろからのスタートです。)
インパクトスタートアップ協会
https://impact-startup.or.jp/
https://note.com/impact_startup/
その意図は
「岸田政権の下で進みつつある、インパクトスタートアップとインパクト投資の推進について、深堀すること」にありました。
番組が放送された6/19(月)の3日前、6/16(金)にはちょうど「骨太の方針2023」が閣議決定されました。
骨太の方針2023では、インパクトスタートアップとインパクト投資の推進は大きな目玉とされています。
さらに5月のG7広島サミットでは、「グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ」の設立が発表されました。これには議長国である日本からの提案が背景にあります。
こうした動向を踏まえて、
- 「新しい資本主義」を体現する存在として注目を集めてきたインパクトスタートアップと、新たな資金の流れの一つとして、盛り上がりを見せているインパクト投資が、今後どのように変化していくのか?
- 「骨太の方針」を踏まえ、今後具体的な政策がどのように推移していくと考えられるか?
- 民間ベースでの動きはどう反応をみせていくのか?
市川さんとは既に、GSG国内諮問委員会(インパクト投資の推進に向けて、日本の知的なハブとしての機能を果たしているプラットフォームです)でご一緒しているのですが。https://impactinvestment.jp/index.html
改めてしっかり、お話を伺ってみたいな、と常々から思っておりまして。
日本のインパクト投資は、2020年代に入り、市場規模が大きく拡大しています。
2022年度調査で、市場規模は5兆8,480億円。前年は1兆3,204億円ですから、前年比で約4.4倍と急成長を見せたことになります。
市場規模の成長を喜びつつも、インパクトスタートアップの推進、という観点から見ると、「この資金をいかにシード期・アーリー期のスタートアップに、健全な形で追い風として送ることができるか?」といった点が問われるのだと思います。
お打ち合わせでも、市川さんとはその点、意見交換が進みまして。
なお、Yotubeのリンクから放送を見ていただくと、途中、茨城放送のロゴが表示されている部分があります。
これは途中のCMをカットしてYoutubeにアップされている関係から、だそうです。しばらくすると画面が変わります。
みなさまよろしければぜひ、ご覧くださいませ!