SVP東京、20周年の節目の振り返りへの伴走(パートナーMTGにて)
SVP東京、正式には「ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京」(Social Venture Partners Tokyo)と言います。
20年前、日本において、ベンチャー・フィランソロピーの扉を開けた存在です。
https://www.svptokyo.org/
そんなSVP東京の皆さんから「設立から20周年を迎えるにあたり、これまでの歩みを一緒に振り返って欲しい」と、ご依頼頂いたのが冬のこと。
この半年ほど、SVP東京の中核的なメンバーの皆さん共に、議論を重ねています。
この日は久しぶりにSVP東京の拠点である田町・芝浦ハウスにお邪魔して参りました。
SVP東京には、「パートナー」と呼ばれる社会人が集っています。
パートナーの特徴は2つ。
1つは、1人年間10万円の会費を払い、「応援したい」と思うソーシャルベンチャーを選ぶプロセスに関わること。
もう1つは、社会人としての経験や専門性をソーシャルベンチャーに提供し、その成長を支えること。
つまり「お金」も「時間」も提供するのが、SVP東京のパートナーだと言えます。
この日のMTGでは、冬から始まった議論の経緯をパートナーの皆さんに共有しつつ、
- パートナーの皆さん自身が、この振り返りのプロセスを通じて、どんなことを知りたいor発見したいか?
- 20周年の振り返りに、どんな期待をしたいか?
を考えて頂く時間を持ちました。
私からのプレゼンテーションでは、15周年の時に、
- 歴代のSVP東京の代表(井上英之さん、岡本拓也さん、藤村隆さん)
- 初期の協働先だったマドレボニータの元代表吉岡マコさん
と共に登壇したセッションでお話しした内容も、共有させて頂きました。
(その時の記事はこちら:https://www.kazetotsubasa.com/4375/)
この時、15年の歴史を振り返るスライドをつくったのですが、なんと驚くことに、私がこの時に作ったスライドの印刷版を、SVP東京の現・共同神代さんが持ち込んで下さいました。
捨てずに大事に保管して下さっていたとのこと。とても驚き、そしてとてもとても嬉しかったです。
今回のMTGには、新しく加入されたパートナーの方も多数いらっしゃいました(SVP東京のパートナーは年単位で変わりますので、常に新たな参加者がいらっしゃいます)。
きっとこれまでのSVPの歩みを、外からの目で見て捉え直し、知って頂く機会にもなったんじゃないかな?と思います。
改めて、SVP東京が生み出してきた価値や意義を、これからのプロセスを通じてしっかり言語化したいなと思います。
そしてそのプロセスを、SVP東京のパートナーの皆さんと、楽しみながらご一緒出来たらいいなと願っています。