西武信用金庫「地域みらい助成金」選考委員としてお邪魔しました。
■「地域みらい助成金」選考委員としてお邪魔致しました
東京都・中野区に本店を持つ西武信用金庫さん。
全国でもトップクラスの規模と業績を誇る、信用金庫です。
この日は、西武信用金庫さんが長く取り組まれている「地域みらい助成金」の最終選考会・授与式に、選考委員としてお邪魔して参りました。
■共に選考委員を務めた渋澤健さん、髙橋理事長と
選考委員としてご一緒したのは、こちらのお二方です。
共に審査員を務めた渋澤健さん、西武信用金庫理事長の髙橋さんと。
お1人目は、コモンズ投信株式会社会長で、シブサワ・アンド・カンパニーCEOの渋澤健さん。渋澤さんは、渋澤栄一の5代目子孫、でもあります。
渋澤さんとは、インパクト投資に関する日本全体のハブとなるネットワーク「GSG国内諮問委員会」などでも、かねてからご一緒しています。
2019年の那覇でのシンポジウムでは、渋澤さんの基調講演の後、プレゼンターとファシリテーターを務めさせて頂いたのでした。
（https://www.kazetotsubasa.com/4884/）
そして、2000年代後半からご一緒してきた、西武信用金庫・理事長の髙橋さん。
当時事業支援部長だった髙橋さんには、非営利組織への資金循環に関する調査研究にお付き合い頂いたり、シンポジウムで一緒に登壇させて頂くなど、大変お世話になっていました。
そうそう、以前パーソナリティを務めていた「渋谷のラジオ」に出て頂いたこともありました。
（https://www.kazetotsubasa.com/4103/）
何より地域金融機関とはどうあるべきか、沢山の学びを頂戴してきたように思います。
そんな髙橋さんは、2019年に理事長に就任されまして。コロナもあり少し間が空いていたのですが、今回引き続きのご縁を頂いたものです。
理事長に就任された髙橋さんには、環境省での会議やセミナーなど、さまざまな場面でお世話になってきました。
■「地域みらい助成金」とは
「地域みらい助成金」とは、西武信用金庫さんが取り扱われている「地域みらい定期預金」の利息の一部と、西武信用金庫さんからの拠出金を原資とし、地域の公益団体に助成金として提供されているものです。
https://www.shinkin.co.jp/seibu/about/outline/region/chiikimiraizyoseikin.html
持続可能な地域社会の形成と地域力向上に向けた支援を行う取組みとして、2008年に始まりました。
私が髙橋さんと出会ったのは、この定期預金が発売される少し前でした。「こんな仕組みを始めたんだよね」と、資料を見せて頂いたことをよく覚えています。
助成は2008年から継続的に実施し、2022年4月時点で既に累計255件、5,377万円の助成実績があるとのことです。
採択団体の皆さんと。
■6つの団体が「地域みらい賞」を受賞
今日の審査会では、西武信用金庫の事業エリア内で活動する6つの団体の皆さまがみごと、地域みらい賞を受賞されました。
特別賞に輝いたのは、日本ピーススマイル協会さんです。
青少年のメンタル面での息詰まりを、優しさと愛で支える、素晴らしい活動をされていらっしゃいます。https://p-smile.org
審査員として前方でプレゼンをお聞きして、どの団体もかけがえのないお取り組みだなと感じた次第です。
まもなく閉館を迎える中のサンプラザにて。中野駅周辺は、桜が満開でした。
最後の写真は、間も無く取り壊しになる中野サンプラザを、満開の桜と青空共に。
こうしたお取組みが、この先も続きますように。
