いよいよカウントダウン/NPO法人ノーベル10周年クラウドファンディング、「両立をつくりなおそう」

2018年度からサポートに入らせて頂いているNPO法人ノーベルさん。
http://nponobel.jp/

大阪を中心に、10年にわたって病児保育事業を展開している団体です。

そのノーベルさんが、10周年を機にクラウドファンディングに挑戦されています。

先日開催された10周年パーティーにて。冒頭、代表の高さんからのご挨拶

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■ノーベルさんとの関わり

「創立10周年を期に、ノーベルの新しいビジョンや戦略を作りたい」

「組織の足腰を鍛え、スタッフ皆で前に進める体制を作りたい」

そんなご相談を代表の高亜希さんから頂いたのは、2018年の初夏のことでした。

お会いした当初から、
「自分一人が引っ張るだけのノーベルから脱却したい」
「マネージャー層を育て、層としての厚みを増していきたい」
という強い意志を感じました。

このことは、高さんご自身が産休・育休を経験されたことが大きく影響していると感じます。

ノーベルのスタッフの皆さんと。

■重ねた対話

それから1年半。

法人本部のスタッフはもちろん、保育スタッフも含めて繰り返し、対話を重ね、課題を洗い、展望を磨く機会を作り続けてきました。

ビジョン・ミッション・バリューの見直し。

各部門の課題の洗い出し。解決策の仮説検証。

2030年に向けたロードマップの作成

どれも一朝一夕で出来るものではありませんが、一つずつ、少しずつ、前に進めてきた1年半でした。

本部スタッフの皆さんとのオープンディスカッションにて。中央が筆者。

 

全社のスタッフと共にオープンディスカッションを何度も繰り返しました。写真左は代表の高さん。

 

苦しみながら、みんなで考え抜いた「両立構造改革マップ」(正面壁側)。この議論がVISION BOOKに繋がっています。

 

どんな対象者に、どんな変化を起こしたいのか、考え抜いた1年半でした。画面中央は副代表の吉田さん。

 

 ■ノーベルの2030年宣言「両立をつくりなおそう」

そして出来上がったのが、2030年に向けた新たなビジョンブックです。

本書でノーベルが掲げたキャッチフレーズは「両立をつくりなおそう」。

病児保育を通じ、「働くおかん」を支え続けてきたノーベルだからこそ、出てきた言葉だと感じます。

2030宣言が掲載されたビジョンブック

ビジョンブックで、彼女たちはこう言っています。

「ノーベルが、病児保育だけで両立おかんを応援するのはもう、おしまい。 」
「目指すは”子どもを産んでも当たり前に働ける社会”」

ノーベルにとって、病児保育を必死で充実させてきた10年は、「病児保育だけでは仕事と子育てとが両立できない現実と葛藤してきた10年」です。

仕事に理想を持っていい。

できないことは頼っていい。

頼れる人をもっとつくろう。

助け合える世の中をつくろう。

そして自分らしく生きよう。

そんな両立を、次の10年をかけて実現する決意が、ビジョンブックには込められています。

母親の我慢と努力と忍耐で実現する両立から、皆で担う両立へ。

その舵を切る、決意を感じました。

パーティーでお披露目となったビジョンブック

■クラウドファンディングはいよいよ大詰めです

今回、2030年宣言を期に、ノーベルとしては初となるクラウドファンディングにチャレンジしています。

https://readyfor.jp/projects/nobel

目標額は500万円。

〆切は12/25のクリスマスの日。残すところあと6日となりました。

もちろん私もパーティ会場から寄付させて頂きました。

これまでの10年間の蓄積を活かし、きっと目標額を突破してくれるものと思っています。

パーティ会場にて。同じテーブルに座った皆さんと。

席次シートには、今日からお披露目となった新ロゴが掲載!

■2030年宣言、応援しています。

新しいビジョンブックはにはく書かれています。

「さあ、一緒に向かいましょう!」

ロードマップに描かれた未来は壮大なもの。
ノーベルが単独で実現できるものでは決してないと思います。

だからこそ、この先も近くで遠くで、ノーベルが掲げる「新しい両立」を実現するチャレンジを応援し続けたいと思います。

クラウドファンディングの終了まで、残すところあとわずか。

皆さんもぜひ、ご一緒に!

ご支援はこちらから! → https://readyfor.jp/projects/nobel

 

代表の高さん、副代表の吉田さんと。クラウドファンディングの達成で、10年目の最高のゴールであり、ネクストステージへのスタートを切ってくれることを楽しみにしています!

 

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