旅の間に思ったこと/ヨーロッパ、特にスペインで私なりに感じた3つのこと。
旅の間に思ったこと。
貴重な機会だったので、気持ちがフレッシュなうちにメモを。
特にスペインで考えたこと、感じたこと。
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今回のヨーロッパ滞在では、私を古くから知る2人にとてもお世話になりました。
1人はパリで挑戦を続ける従兄弟。
1人はマドリードに移住した大学時代からの親友。
ヨーロッパで私なりに感じたこと、それは
1.人生をちゃんと味わい楽しむことが、人生を豊かにする
2.好きなことを始めるのに遅すぎることはない。したいと思ったら怖がらずにすればいい
3.自分が大事にするから自分が大事にされる。ならば大切だと思う相手を大切にしよう
という3つでした。
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1.は、日本人の私には最も苦手なこと。
でも目の前の人、景色、空気をもっと大切に、大事にしたいと、ここしばらく、繰り返し思い試行錯誤しています。
ここではないどこか、ではなく、いまここにいること、ここにあるもの、を楽しみたい。
目の前にいて、私と会話したり、連絡をして下さる皆さんに一回いっかい、ちゃんと向き合う。
美味しいものを美味しいと感じ、誰かと話す喜びをシェアする。
自分の感情の浮き沈みも、人生の一部だとしてhugできるような。
そんな風に生きていきたいと改めて感じた数日間でした。
あ、ちなみにマインドフルネスもにわか勉強中。日本にいる友人の影響もあり、きっとそういうアンテナが立ってるんだと思います。
〈マドリードのマーケットの中。みんないつでもどこでも楽しく飲んで話して。〉
〈シェリー酒のカウンターバー。地声が大きいから街中はめちゃめちゃワイワイしてます。スペイン語、勢いあるしね。〉
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2.は、後輩であり親友であるスペイン在住の友人と話していて思ったこと。
彼女は殆どスペイン語が出来ないまま、マドリードへの移住を決断し、愛する夫と幸せに暮らしています。
この10年少し、時々聞くアップデートの中にはもちろんupもdownも、辛すぎる事実もあったけど、でも思い切りと勇気で前を向いて歩く彼女に私自身もなんども励まされてきたわけです。
失敗を恐れず、大事なことを大事だと思い、飛び込む勇気。だからこそ次の機会が産まれる。そしてそれはいつだって遅すぎることはない。
10年来の友人ですが、彼女は私に本当に似ていると言われます。彼女と話し、霞んでいた勇気や思い切りが、引き出されるような気がしました。
〈マドリードの大通りに数多くある門。この門をくぐって、沢山の人がこの街にやってきたそうです。ちなみにこちらは古都で世界遺産のトレドから続く道の終着点だそうです〉
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3.は、当たり前なんだけど、忘れがちなこと。
人間は関係性の生き物だから、相手との関係性は自分が決めている。
相手のことを大切だと思い、繋がろうと、愛そうと努力するから、相手はこちらと向き合ってくれる。
例えばわたしは彼女を大切に思い、会いに行きたいと行動する。
そうするともう一度繋がることが出来て、また次の機会が産まれる。
仮に会えなかったとしても、会いたいと表現することで、相手に愛を伝えることが出来る。
そうやって関係性を紡いでいくことが、人生を楽しむことに繋がるんだ、と。
私を愛して、ではなく、私が愛することを大事にする。それが人生を豊かにするのだ、と。
そんなことを思いました。
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フランスもマドリードも古い街。
古代ローマから続くマドリードの街に生まれた親友の夫は、街を散歩しながら本当に誇らしげでした。
古代からこの街を同じように人が歩いていたこと、同じように食事をし、語らい、愛し愛され、悲しいことも辛いことも時々あったり、覚えてたり、忘れたり、永遠なんてないけれど、それは別に悪いことでもなんでもなくて、それでも呼吸を止めるまで、自分は自分として生きていたこと。
そんなことを思うと、何だか不思議で、何だか楽しい。
小さいことも大きなことも、意味なんてあったってなくったっていい、好きなことを大切にして、大事な人を大事と思える気持ちを大事にしようと改めて思った、そんな旅、でした。
楽しい旅、またしたいです!
2016年09月20日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed