社会的インパクト評価イニシアチブ、第1回全体会合&ワーキンググループ会合、でした。

先に書いたブログ記事(リンク先はこちら)でご紹介した「社会的インパクト評価イニシアチブ」。

     
ソーシャルビジネスの実践側はもちろん、資金支援を行う助成財団や社会的投資実践組織、中間支援組織、企業、コンサルティング会社や研究機関など、多様な組織が参加されています。
<ウェブサイトに記載されている運営メンバーリスト。>
■設立後初めての第1回会合
先日、この「イニシアチブ」の
・第一回全体会合
・ワーキンググループ
が開催されました。
ワーキンググループでは、「社会的インパクト評価のロードマップ」作成に向けたディスカッションを。
参加者全員の自己紹介の後、グループワークへ。グループワークでは。「社会的インパクト評価に関して次の5年間で実現すること」をテーマに意見出しをしました。
個人的にはワークの最中、「5年間で1,000件の社会的インパクト評価実践例を」と付箋に書いたところ、とある参加者の方と全く同じ意見だったことが印象的でした。
(多くない?と参加者の方に言われたのですが。いや、でもそれくらい必要ですよね。本当に。)
<グループワークの結果を全体でシェア。>
社会的インパクト評価イニシアチブは、英国のInspiring Impactを1つのベンチマークにしているわけですが。
(*Inspiring Impact については、
Social Impact Dayでの日本ファンドレイジング協会鴨崎さんの発表資料や
当社が受託した調査報告書に詳しいです。
社会的インパクト評価に関する調査研究」by弊社 p93あたりです。)
最初にInspiring Impactの動きを聞いたとき、「こういうものこそ必要なんだなぁ」と思った、それがこうやって実現するんだから、凄いなぁ、って。
「社会的インパクト評価を進めよう」と思ったときに、色んなステークホルダーの方が存在するわけで。その様々な立場の方がこうやって集まり「実現に向けた中期ビジョン」を考える機会があるなんて、ほんとに凄いなぁ、素敵なことだなぁ、って思いました。
社会的インパクト評価、一気に進むと思うんですよね。
そしてほんとにそれはもう目前。
そのためには1つでも良い具体例を。実践例を。
そしてここで言う「良い」は、ちゃんと評価の結果が組織や事業の改善に繋がる、ということかなと思います。
先行する海外の状況を参考にしつつ、日本らしいロードマップを描ければなと強く思いました。
そして何よりも、日本のこれからにとってとても大事な動きなだけに、事務局の皆様に心から感謝し、凄いなぁ、と素直に思った1日でした。
2016年08月09日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed 

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