プロボノ支援先決定まであと少し。最終プレゼン選考会は内発的な動機を刺激する場になれたのか?
今日の夕方は、我が社の中核的な社会貢献活動、「ソーシャルビジネス支援プログラム」の最終プレゼン選考会、でした。
*自社のfacebook投稿にある範疇、また各種の公開イベントでお話ししている内容を元に、取り組みをシェアします。
プレゼン頂いたのは6つの団体さん。まずは最終プレゼン6団体に残った=「共感賞」受賞ということで表彰を。この後1団体あたり30分かけて、じっくりプレゼン&質疑をして頂きます。
〈プレゼンして下さった団体の皆さん〉
プレゼンの様子は名古屋・大阪の事業所にはオンラインで中継。2週間ほど全社に配信され、社員1人ひとりが投票して賞金の配分と今年の伴走支援先が決まります。
〈公式パンフレットから〉
ほんとに手をかけているこのプログラム。プロボノ発掘に向けて、社内向けセミナーしたり、ワークショップしたり、相談会やったり、プロボノ経験者のインタビュー記事作ったり。
そのおかげもあってか、4年目の今日は、いつもよりもたくさん、参加者がいたように思います。
〈終わった後は懇親会も〉
さてこのプログラム、毎年毎年、事務局としては申請してくださる団体はいるのか、プロボノ社員が集まるのか、ドキドキなわけです。
参加する社員には、いい団体に出会って人生観変わった、って言ってもらいたい。
協働する団体には、チャレンジして良かった、世界が広がった、成長スピードが上がった、と出来れば言って頂きたい。
会社という組織の場合、プロボノを集める際に一定の強制力を使うことは簡単です。例えば○年目研修の一環として、新入生は必須、といった形は容易に想像出来ますし、既に普通に存在する形です。しかし本プログラムの場合はそのような形は取っていません。
ソーシャルビジネスは、内発的な動機がとても大切。
それは伴走する側にも言えることだと思っています。
社員の皆さんは、現場の団体に出会えば、一様にやって良かった、世界が広がった、と言って下さいます。働く意味を考え直せた、とも。
そして「自分が手を挙げた」という事実は、半年間の伴走期間を走り切る原動力にもなる。
だからいかに忙しい社会人に内発的にやってみたい!と思わせるかが大切だなぁ、と。
そこにはセオリーなんてありません。毎度毎度、試行錯誤をしてます。1つの声かけが、振る舞いが、その人のやる気や前向きな姿勢を左右する。その事を痛感しているからこそ、です。
でも1つ言えることは、やはり現場の団体の生の声がいちばん社員を動かすということ。報告会はそのためにも大切な機会なのです。
さてさて、今年はどの団体が選ばれますでしょうか。楽しみです。
2016年06月03日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed