思考をするする、真っ白な紙に書きながら。
出張前、少しやりたかった作業、だん。とある資料の枠組みづくり。しっかり脳みそ使った気がします。
「作業」に落ちる前の、無から有を産みだす作業は苦しいけど楽しい。思考が「言葉」に「形」になっていく最初の段階。するする書けるときも、止まるときもあるけれど。
私はいつも、印刷用の真っ白いA4用紙を前に、いつも使ってるシャープペンシルで、落書きみたいに書き始めます。でも大抵、最終成果物の目次かスライドの順番になってる。なんでだろ。不思議です。
新しい資料を作成したり、枠組みづくりをする時には、壇上で聞き手の皆さんに話しかけてる自分自身とか、1対1で誰かに説明している自分とか、完成したペーパーを電車の中でも読んでる自分を上から覗いてるみたいな気がします。これも不思議な感覚。
でもこれが、私にとっての勝ちパターンなのです。これがするする書けるとき(そして誰かに喋れている映像が脳内に浮かんでる時)は、大抵資料作成もその後の仕事も上手くいく。
アウトプットするって、苦しいけど楽しい。
全くの無から有を生み出すときは特に。
無から有なんて、雲を掴むようなこと。
だからこそ「身体的なアクション」は自分の中でのセオリーとか定石を大事に。そうすると安心して「思考の側」をジャンプさせることができるのだなぁ、と思います。
人から見れば落書きにしか見えないけど、私にとっては、最後のアウトプットに落ちるまで、自分の思考回路をガイドしてくれる、唯一無二のものです。
さ、このアウトプットは、どんな人に届くでしょうか。
楽しみたのしみ。
2016年02月12日 | Posted in 過去ブログからの移行記事(2017年3月以前) | | Comments Closed