日本ベンチャーフィランソロピー基金 支援成果レポートを執筆中!です!

ひとつ前の投稿で、日本ベンチャーフィランソロピー基金さんの年次報告会にて、パネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただく旨、UPしました。
https://www.kazetotsubasa.com/2656/
じつはこれ、表題にある通り、『投資先の成果報告レポート』の作成と同時進行で進んでいる企画、なのでした。

◆日本ベンチャーフィランソロピー基金さんのこと

日本ベンチャーフィランソロピー基金さんは、日本で最初の、本格的なベンチャーフィランソロピー基金です。

現時点での基金総額は3億円弱。
Asmamaさん、Teach for Japanさん、発達わんぱく会さんなど、複数のソーシャルベンチャーに資金支援と経営支援を提供しています。
http://www.jvpf.jp/

 

◆レポートのテーマ

私が今回、執筆しているのは、第1号案件である「放課後NPOアフタースクール」さんについて。

放課後NPOアフタースクールさんは、JVPFからの3年間の伴走期間を経て、この3月に支援卒業を迎えられました。
今回のレポートは、その支援の過程を振り返り、成果を取りまとめ、ベンチャーフィランソロピーの意味や価値を考察したものです。

 

◆日本初(発)のVPの、日本初(発)の成果報告レポート

日本ベンチャーフィランソロピー基金さんは、わが国で最初の本格的なベンチャーフィランソロピー基金。

そして放課後NPOアフタースクールさんは、第1号の支援案件かつ、初の卒業案件。

つまりは、日本のベンチャーフィランソロピーが、日本の組織を対象に、どのように支援をしているのか、支援期間を振り返り、その詳細をまとめた読み物はまだ世の中に存在しないのです。
(もちろん世界のどこかにあるかもしれませんが。ちなみに途上国向けの社会的インパクト投資だと、ARUNさんのレポートがオススメです。)

 

昔、「成果志向の社会貢献活動~注目されるベンチャーフィランソロピー」というレポートを書いた時、日本語でVPについて詳細を参照できる文献はほぼ皆無でした。で、現地にヒアリングに行って、まとめたわけです。2012年のことでした。

そしてそれから5年が経って、日本での実践を、日本語でまとめられているわけです。

しかも自分の脳と手足で。

そりゃあもう、気合いが入らざるをえません。

レポートの執筆には、支援先である放課後NPOアフタースクールさんにもご協力頂きました。

<平岩さんににじり寄り、質問するわたくし。JVPFの白石さん撮影。平岩さんには細かな点まで確認にお付き合い頂きました。>

 

そして、プロボノパートナー企業である、戦略系コンサルティング株式会社・ベイン・アンド・カンパニーさま、クリフォードチャンス法律事務所さま、メディア戦略をご支援されているボックスグローバル・ジャパンさまにも、取材をさせて頂きました。

<晴海にあるボックスグローバル・ジャパンさん訪問時。東京オフィスからは豊洲と東京湾が。>

 

そしてなによりも、JVPFの設立の当事者である白石さん、工藤さん、田淵さんにも、ヒアリングやアポイント調整、ディスカッションなど、大変お世話になっています。

作成にはNPO法人ETIC.が運営するオンラインメディア、DRIVEで編集やライティングをしている桐田さんにもご協力を頂きながら進めています。

<左:放課後NPOアフタースクール代表の平岩さん、奥:JVPF/SIP代表の白石さん、手前:ライターの桐田さん>

◆お披露目までもう少し!

レポート執筆はいよいよ佳境。

来週の29日には、みなさんのお手元に配布予定です。(JVPFさんの年次報告会、もう少しお席があるそうですので、ご関心のある方はひとつ前の記事から詳細をご覧くださいませ!)

それまでしっかり、内容を推敲したいと思います。

ウェブサイトに公開されましたらば、またこのブログにて、お知らせします。みなさまどうぞ、楽しみに待っていてください。

頑張ります!

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